医療

団体信用生命保険において債務弁済されない場合

団体信用生命保険において債務弁済されない場合を調べていたところ、http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/danshin/danshin/bensai.htmlが見つかった。【関連エントリー】 団体信用生命保険は脳卒中患者を救わない(2008年1月10日) 詳細についてはこちら生…

新型インフルエンザ対策で仙台方式が注目されている

新型インフルエンザ感染者が増え続ける中、仙台方式が注目されている。 ■梅原市長が陣頭指揮 新型インフルエンザ感染が拡大する中、感染者が「発熱外来」だけでなく、地域の診療所で受診できる仙台市の対策が注目されている。パンデミック(世界的大流行)時…

季節性インフルエンザ発生数は引き続き減少

季節性インフルエンザの中に、新型インフルエンザが紛れ込んでいるのではないかという不安が囁かれている。 国立感染症研究所感染症情報センターが報告しているインフルエンザ流行マップをみると、次のような状況となっている。 2009年第18週のインフルエン…

新型インフルエンザ確定患者、日本は4番目に多い

2009年5月18日現在、国立感染症研究所感染症情報センター、新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)確定症例数をみると、新型インフルエンザ確定患者数で、日本が4番目になった。 上位3ヵ国は、米国4,714名、メキシコ3,103名、カナダ496名であり…

新型インフルエンザ行動計画見直しへ

新型インフルエンザ対策が変更される可能性が出てきた。 新型インフルエンザの感染者が100人を突破したのを受け、舛添要一厚生労働相は18日、同省内で記者会見し、「対策の切り替えを検討し、週内に決めたい」と述べ、政府の行動計画で「国内発生初期」段階…

インフルエンザ、2008-2009年度シーズンは2峰性分布を示す

神戸、大阪の高校生を中心に、海外渡航歴のない新型インフルエンザが多数報告されている。検疫をくぐり抜けて、既に新型インフルエンザが蔓延しているのではないかという危惧がある。 インフルエンザの過去10年間の流行状況は、国立感染研究所感染症情報セン…

「国内発生早期」段階における社会生活上の制限

新型インフルエンザが「国内発生早期」段階に入ったことを受け、厚労省は矢継ぎ早に新たな対策を打ち出している。厚生労働省:「基本的対処方針」の実施についてより、「2.社会生活上の取組みについて」を紹介する。 2.社会生活上の取組みについて 以下…

新型インフルエンザ対策、「国内発生早期」へ

新型インフルエンザ、国内発生例が確認された。 厚生労働省は十六日、新型インフルエンザ感染が疑われていた神戸市在住の県立高校三年の男子生徒(17)について、国立感染症研究所の確定検査で感染を確認したと発表した。検疫でなく、ウイルスの国内侵入に…

新型インフルエンザに対し、診療所を巻き込んだ対策検討開始

新型インフルエンザに対し、宮城県と県医師会が診療所を巻き込んだ対策を検討している。 新型インフルエンザの対応を協議している宮城県と県医師会は、世界的大流行(パンデミック)に発展した場合、軽症者の診療は診療所が担当し、重症者は病院へ送る仙台市…

新型インフルエンザ停留措置、7日間に緩和

新型インフルエンザの停留措置が、10日間から7日間に緩和された。厚生労働省:新型インフルエンザ(A/H1N1)新着トピックス内にある、新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会報告(委員長:尾身茂自治医科大学教授)(PDF:83KB)より。 わが国が実施してき…

新型インフルエンザ停留措置と京都のおもてなし

新型インフルエンザの濃厚接触者に対する停留措置に対し、見直しが検討されている。 厚生労働省は12日、新型インフルエンザ感染者と同じ航空機内などで接触し、感染の疑いのある「濃厚接触者」に対し、ホテルなどに停留(留め置き)させる期間を短縮する考…

新型インフルエンザ対応は60歳以上の医師の役割?

本日、臨時感染対策委員会が開かれた。当面、新型インフルエンザ疑い患者が直接来院した場合には、厚労省の指導どおりに対応することを確認した。すなわち、患者隔離を行いながら、発熱センターに連絡をするということである。今後予想される蔓延期の対応は…

貧困と新型インフルエンザとの関係

貧困と新型インフルエンザとの関係について、興味深い記事が載った。 【サンパウロ=平山亜理】新型の豚インフルエンザが最初に発生したメキシコで、治療の最前線にいる国立呼吸器系疾患研究所付属病院(メキシコ市)の専門医、アンハラ・イゲラ感染症部長が…

要介護高齢者、看護・介護職の結核対策が急がれる

特養ホームで、入所者と職員の結核集団感染が明らかになった。 結核14人感染3人死亡 一関の特養ホーム 一関市川崎町の特別養護老人ホームで、二月から四月にかけて八十 ー 九十歳代の入所者四人が結核を発病し、そのうち三人が死亡したことが一日分かった。…

ワーファリン調剤ミスによる医療事故(続報)

ワーファリン調剤ミスについて、より詳しい情報が報道された。【関連エントリー】 ワーファリンの調剤ミスによる医療事故(2009年4月29日) 同課などによると、男性は区内の総合病院で不整脈の一種「慢性心房細動」と診断され、血栓を防ぐためワーファリンを…

ワーファリンの調剤ミスによる医療事故

調剤薬局のミスと思われる医療事故が報道された。 調剤ミス原因か、82歳男性が死亡 東京・足立区の薬局が、誤って処方箋のおよそ4倍の量の薬を調剤した結果、患者が死亡した疑いがあるとして、警視庁は29日、この薬局の家宅捜索をおこないました。 業務…

SARSと闘った医師、押谷仁教授

新型インフルエンザの拡大が懸念される。 国民の生命と健康を守るため 万全の対策を講じていきます。 「日本時間の4月27日23時、WHOにおいて専門家による緊急委員会が開催され、その結果を踏まえて公表されたWHO事務局のステートメントの中で、継続的…

医療費抑制の結果、結核病棟閉鎖に追い込まれる

仙台赤十字病院の結核病棟が2010年3月で閉鎖されることになった。 結核病棟の閉鎖について 先の戦争直後、日本人の平均余命はヨーロッパ諸国に比べてかなり短く、その原因として戦争・結核による死亡者が多いことと貧困があげられています。当院は戦中から継…

クォンティフェロン測定の注意について

株式会社ビーシージーサプライ クォンティフェロンに、結核検査クォンティフェロンの情報がある。 検査受託先は限られている。また、http://www.jata-miyagi.org/qft2g/index.htmをみると、次のような諸注意がある。 検査の受付について *予約制になってお…

結核検査、クォンティフェロン

昨日に引き続き、芸能人結核感染問題について。 春菜とマネ2人感染確認されず 肺結核と発表されたハリセンボン・箕輪はるか(29)の相方・近藤春菜(26)とマネジャー2人の結核菌感染は確認されなかったことが7日、分かった。3人は、6日に血液検査…

結核は過去の病気ではない

結核の感染状況に関する舛添厚労相の認識は甘すぎる。 (記者) ハリセンボンの箕輪はるかさんが、結核だったということで、公開放送や色々な形で多数の方と接触している恐れがあるということで、東京都が相談窓口等を設けているのですが。これについての受…

「無料低額診療制度」の悪用

雇用不安が広がり、セーフティネットの不備が露呈している。国民健康保険料が払えず、無保険となる者が増加している。そのような生活困窮者援助のために作られた「無料低額診療制度」を悪用している事例が明らかになった。 大阪府済生会中津病院(大阪市北区…

専門医制度、精神科はこれから確立

NHKスペシャルを見た。前半部分は、日本の精神科医療批判のオンパレードだった。その中で、精神科専門医制度が未確立だということが気になった。一般社団法人 日本専門医機構をみると、平成20年3月現在で、日本精神神経学会が認定する精神科専門医は0名とな…

オバマの医療改革、児童向け医療保険の拡充から始まる

オバマ米大統領の医療改革が始まった。 [ワシントン 4日 ロイター] オバマ米大統領は4日、低所得家庭の児童向け公的医療保険制度の対象に350万人の無保険児童を含める改正法案に署名した。ダシュル元民主党上院院内総務の厚生長官指名辞退という政権…

全国アンケート調査でみた回復期リハ病棟の現状

日本脳卒中学会は、機関誌「脳卒中 JSTROKE」の内容をWebで公開している。脳卒中に、「脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査」というタイトルを冠した4編の論文が紹介されている。 今回は、古賀 政利ほか: 脳卒中地域医療の現状を把握す…

「医療費の窓口負担『ゼロの会』」への賛同が広がる

医療費の窓口負担「ゼロの会」 宇沢弘文・多田富雄 両東大名誉教授が賛同「価値ある市民運動 力をつけて充実を」 | ゼロの会 | 神奈川県保険医協会をご紹介する。 宇沢弘文・多田富雄 両東大名誉教授が賛同「価値ある市民運動 力をつけて充実を」 「ゼロの会…

国の医療費抑制策が救急崩壊の火種となっている

「サンデー毎日」12月21日号の医療記事をご紹介する。「要介護老人で埋め尽くされる救急病院」より。 # 国立病院機構災害医療センター救命センターの現状 センターに入院した70歳以上の高齢者は983人(10年前の2.3倍)、総入院数の約4割。90歳以上67人。 呼…

社会的入院の意味を恣意的に変更した実態調査

社会的入院の意味を恣意的に変更した実態調査が行われた。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20081127-OYT8T00458.htmより。 社会的入院の実態…「不適切な転院」 年のべ78万人 医療の必要性が低いのに入院する「社会的入院」。患者数の実態調…

二階経産相、抗議を受け「医師のモラル」発言を撤回し謝罪

CBニュース(2008年11月14日)、「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相より。 「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相 救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いでいることに関し、二階俊博経済産業相が「医者のモラルの問題」など…

二階経産相の発言に抗議相次ぐ

二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言に関し、抗議が相次いでいる。 全国医師連盟、二階経済産業大臣の発言に対し抗議しましたより。 二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言への抗議 昨今の重症妊婦受け入れ不能の事案に関し、舛添厚生労働大臣…