新設の地域包括医療病棟入院料では疾患別リハビリテーション料は出来高か?
中央社会保険医療協議会総会(第584回)議事次第(2024年2月14日)https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00247.html にある個別改定項目資料 総-1(PDF:5MB)の169〜176ページに今回新設された地域包括医療病棟入院料の内容が記載されている。
医科診療報酬点数表 総-2別紙1-1(PDF:2MB) では、69〜91ページが該当する部分である。
地域包括ケア病棟入院料と同じように疾患別リハビリテーション料は包括されているだろうと思い、点数表を眺めていたところ、次のような記載となっていたことがわかった。
(中略)
包括される項目が羅列されているなかで、第2章特掲診療料第7部リハビリテーションの第1節リハビリテーション料が含まれていないことがわかった。予想外である。
地域包括医療病棟入院料は全く新しい診療報酬であり、どのような条件が求められるのかこれから確認する必要がある。リハビリテーション料が出来高になるのならばリハビリテーション医療を積極的に行なっている中小病院では、回復期リハビリテーション病棟と同様に病棟選択の検討対象となることは間違いない。