原発

要介護認定率が原発事故周辺自治体で急増

東日本大震災から3年が過ぎた。原発事故周辺自治体において、震災関連死の増加が問題となっている。同様に、要介護高齢者も急増しており、対策が必要な課題となっている。 【関連エントリー】 要介護傾向の高齢者被災地で急増(2013年2月9日) 被災3県の震…

震災がれき広域処理反対だけでは放射性物質拡散阻止は不可能

震災がれき広域処理が暗礁に乗り上げている。放射性汚染物質拡散阻止が大きな理由のひとつとなっている。一方、首都圏の一般ゴミ焼却灰の高濃度汚染に関しては、話題にさえなっていない。【関連エントリー】 震災がれきの処理、まずは岩手県沿岸部分から(20…

震災がれき広域処理に対する島田市の真摯な取組み

静岡県島田市が、岩手県山田町、大槌町の震災がれき受け入れを決めた。【関連エントリー】 震災がれきの処理、まずは岩手県沿岸部分から(2011年11月13日) 島田市の桜井勝郎市長は15日、東日本大震災で発生した岩手県山田、大槌両町のがれき(災害廃棄物…

「医学のあゆみ」リスク・コミュニケーション

医学のあゆみ 239巻10号 2011年12月3日 原発事故の健康リスクとリスク・コミュニケーションにリスク・コミュニケーション関係の論文5篇が載った。東日本大震災時に起こった福島第一原発事故を受け、リスク・コミュニケーションの重要性を指摘したものであり…

「がれき処理で30億人に影響」という表現は適切か?

昨日に引き続き、大阪府知事、大阪市長宛に提出されたがれき受け入れについての医師の立場からの意見書(平成23年12月21日)(以下、「意見書」)の批判的吟味を行う。今回は、「がれき処理で30億人に影響」という表現について検討した。【関連エントリー】 …

「がれき受け入れについての医師の立場からの意見書」の数値は正しいのか?

<お詫び> 先程あげたエントリーですが、気になって再検討したところ、大きなミスに気がつきました。申し訳ございません。訂正しましたので、よろしくお願いいたします。 大阪府知事、大阪市長宛に提出されたがれき受け入れについての医師の立場からの意見…

震災がれきの処理、まずは岩手県沿岸部分から

岩手県宮古市の震災がれきの広域処理が始まった。 東日本大震災で発生した岩手県宮古市のがれきが三日、東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)に貨物列車で搬入され、都内での処理が始まった。東北地方以外の自治体での震災がれき受け入れは初めてで、中間処…

補償交渉における東電の不誠実な姿勢

東京電力という会社は、リスク管理が全くできていない。 農民連によると、東電職員は宮城県で「牛肉問題は汚染された稲わらを与えた農家の責任」と発言したという。福島県では「(補償対象だという)証拠を示す責任がある」と次々に資料を提出させ、賠償金の…

火山学者が描いた放射能汚染地図

群馬大の早川由紀夫教授(火山学)が描いた放射能汚染地図が、マスメディアで紹介され、衝撃を呼んでいる。 微粒子の大気拡散に詳しい群馬大の早川由紀夫教授(火山学)は4月上旬、民間による測定や国の公表データをまとめ、同原発から半径約300キロ・メ…

福島第一原発3号機の爆発についての解説 4月26日

本日、医局で話題となっていた動画です。 格納器内は保たれているにも関わらず、なぜ放射能汚染が広がったのか分かりやすく説明されています。こういう重要な問題を何故政府が公表しないのかが疑問でなりません。