2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン改訂第2版

大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン改訂第2版が届いた。2011年5月に発行されていたが、震災のどさくさに紛れ見落としていた。初版が2005年発行であり、6年ぶりの改訂である。第1版では1990年から2002年7月までの文献が検索された。第2版では2007年10月…

ゼロリスク幻想が生まれる背景とリスクコミュニケーション

ゼロリスクについて調べていたら、「ゼロリスク幻想」とソーシャル・リスクコミュニケーションの可能性 / 山口浩 / 経営学 | SYNODOS -シノドス-というブログエントリーを見つけた。原発事故後のソーシャルリスク管理についてまとめたものだが、医療現場のリ…

中央社会保険医療協議会と介護給付費分科会との打ち合わせ会

厚労省のホームページに、中央社会保険医療協議会と介護給付費分科会との打ち合わせ会 |厚生労働省がアップされた。議題は、医療と介護の同時改定に向けて(意見交換)とだけある。 診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて、資料−1(PDF:2455KB)の3.論点…

脳卒中医療連携手帳の検討

脳卒中急性期病院主催の医療連携に関する会議があった。中心課題は医療連携手帳作成だった。急性期病院と、回復期、開業医の連携を強めることが目標だった。様々な意見が出たため、持ち帰って検討を続けることになった。 会議終了後に、手帳の内容についてあ…

東北における地熱発電所の適地

東北は九州とならんで地熱発電所の先進地域である。東日本大震災を受け、詳細は調査を行ったところ、さらに開発可能な資源があることが分かった。 福島第1原発事故で再生可能エネルギーが注目される中、地熱発電関連の事業者が東北で原発1基分の出力を得ら…

リハ過疎地域への回復期リハ病棟建設の動き

宮城県リハビリテーション医会が開かれた。会議の中で、気仙沼市立病院の復興計画の中に回復期リハビリテーション病棟開設が予定されているという話が出た。仙南医療圏の公立刈田綜合病院や登米医療圏の登米市立登米病院(旧佐沼病院)では、回復期リハビリ…

コンサートホール被災を乗り越え、せんくら2011開催

仙台クラシックフェスティバル2011が開かれた。今年は、講演数が従来の半分の50に減っている。理由は、毎年使用されているコンサートホールが地震の影響で利用不可能となっているからである。各会場の被災状況は以下のとおりである。 # 青年文化センター (…