大腿骨頚部骨折
Interventions for improving mobility after hip fracture surgery in adults. Cochrane Database Syst Rev. 2011 Mar 16;(3):CD001704.を読んだ。PDFファイルにすると196ページに及ぶ長大な論文であり、眺めたというのが正しい。 RCT19論文のシステマティ…
大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン改訂第2版が届いた。2011年5月に発行されていたが、震災のどさくさに紛れ見落としていた。初版が2005年発行であり、6年ぶりの改訂である。第1版では1990年から2002年7月までの文献が検索された。第2版では2007年10月…
当院回復期リハビリテーション病棟における大腿骨頚部骨折患者の現状について、中間総括を行った。 2006〜2009年度にリハビリテーション依頼を行った回復期リハビリテーション入院大腿骨頚部骨折患234名を対象とした。年齢は、平均82.4±8.5歳(47〜97歳、中…
先週末、特発性正常圧水頭症(iNPH:idiopathic normal-pressure hydrocephalus)に関わる研究会があった。 日本正常圧水頭症研究会編/医療・GL(04年)/ガイドライン、「ガイドライン作成にあたって」に次のような記載がある。 わが国は急速に高齢社会とな…
大腿骨頸部骨折地域連携パスの会議があった。論議の中で標準化・効率化の話が出てきた。確かに現行のパスは手間ばかりかかって負担が大きい。 回復期リハビリテーション病棟に入院する実際の患者を思い浮かべながら、目標設定のパターン化を図ってみた。 (…
昨日、大腿骨頚部骨折地域連携パスの会議があった。連携パス改善に向けた討議についてまとめた。 【論点と対策】 ・ 連携元病院の医師負担が増大している。それでなくても、記載すべき書類が増えている。医療者用連携パスと、転院希望患者連絡票に同じような…
地域連携クリティカルパスの現状でとりあげた中医協診療報酬基本問題小委員会平成19年10月31日資料内にある資料(診-3-3)を読み直してみた。。 次のデータが気になっている。 地域連携診療計画管理料算定患者数(N=34施設) 1施設当り平均患者数 大…