2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「一口タイプのこんにゃく入りゼリーの事故防止強化策」への期待

マンナンライフがミニカップ入りこんにゃくゼリー製造を再開した。http://www.mannanlife.co.jp/info4.htmlより。 【関連エントリー】 窒息事故を予防するために(2008年11月2日) 平成20年11月26日 お客様 各位 「蒟蒻畑ポーションタイプ」製造再開のご案内…

社会的入院の意味を恣意的に変更した実態調査

社会的入院の意味を恣意的に変更した実態調査が行われた。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20081127-OYT8T00458.htmより。 社会的入院の実態…「不適切な転院」 年のべ78万人 医療の必要性が低いのに入院する「社会的入院」。患者数の実態調…

国民健康保険の逆進性

所得税と異なり、社会保険料は低所得層ほど負担率が高くなる傾向がある。特に、国民健康保険で逆進性が顕著となっている。滞納世帯増加のため、国民健康保険証のない子どもが増えていることが報道され、社会問題化している。 http://sankei.jp.msn.com/life/…

日本は小さすぎる福祉国家、低負担・低福祉国家

昨日に引き続き、経済財政諮問会議 第25回議事要旨(2008年11月20日)より、吉川洋社会保障国民会議座長の発言の概要を紹介する。なお、「中福祉・中負担」の社会保障の確立による安心強化に向けては、有識者議員提出資料として、岩田一政(内閣府経済社会総…

麻生首相の失言が止まらない

麻生首相の失言が止まらない。 経済財政諮問会議 第25回議事要旨(2008年11月20日)より。 (麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこち…

仙台四郎のサンタ

中央通りに、仙台四郎の巨大サンタクロースが飾られている。 あともう少しで12月となる。福の神仙台四郎は、歳末商戦から初売りまでの期間、忙しい日々を過ごすことになる。

数字の暴力性

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/04/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 170回この商品を含むブログ (243件) を見る「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間…

奥羽越列藩同盟シンポ、今後も継続?

今日は、ちょっと軽く歴史の話題を。 http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000811240004より。 義と誇り再評価/白石で戊辰戦争シンポ 2008年11月24日 戊辰戦争から140年を迎え、奥羽越列藩同盟が結ばれた白石市で23日、記念のシンポジ…

脳卒中後遺症患者、診療報酬改定でスケープゴートに

週刊東洋経済2008年11月1日号は、「特集 医療破壊」という衝撃的な題で刊行された。「医療崩壊」ではなく、「医療破壊」であることに注目して欲しい。現在の医療の困難は、自然に生じたものではなく、人為的なものであることをタイトルが示している。 「特集…

名称類似薬誤投与事件続報

徳島県で起きた名称類似薬誤投与事件の続報。朝日新聞、電子カルテ、過去にも誤入力 筋弛緩剤誤投与の病院より。 【関連エントリー】 名称類似薬の誤投与事故を防ぐために(2008年11月20日) 電子カルテ、過去にも誤入力 筋弛緩剤誤投与の病院 2008年11月20…

回復期リハ病棟では、看護業務の2割が「リハ」

全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第7巻第3号(通巻26号)に、「回復期リハ病棟における提供サービスの実態と今後の課題 −他計式1分間タイムスタディ調査結果をもとに」という調査報告(講演要旨)が載った。筒井孝子氏と東野定律氏が分担して報…

石川誠氏が語る日常生活機能評価の問題点

医学書院/週刊医学界新聞 第2805号 2008年11月10日、(『総合リハビリテーション』第36巻11号より) 2008年の医療制度改革を語るに、二木立氏、石川誠氏、近藤克則氏の鼎談より、石川誠氏が日常生活機能評価の問題点を次のように語っている。 【関連エン…

P4P導入、リハに国レベルで導入したのは日本が初めて

医学書院/週刊医学界新聞 第2805号 2008年11月10日、(『総合リハビリテーション』第36巻11号より) 2008年の医療制度改革を語るより、「医療の質に基づく支払い」(pay for performance;以下,P4P)に関する二木立氏の発言を紹介する。 【関連エントリ…

名称類似薬の誤投与事故を防ぐために

名称類似薬の誤投与事故があった。 徳島新聞、筋弛緩剤誤投与で患者死亡 健保鳴門病院、解熱剤と取り違えより。 筋弛緩剤誤投与で患者死亡 健保鳴門病院、解熱剤と取り違え 2008/11/20 10:13 健康保険鳴門病院(鳴門市撫養町黒崎、増田和彦院長)は十九日、…

現場に責任を負わせ知らぬ顔

昨日に引き続き、麻生発言をとりあげる。毎日新聞、麻生首相:医師確保に関する発言 要旨より。 麻生首相:医師確保に関する発言 要旨 麻生首相の全国都道府県知事会議で行った、医師確保に関する発言の要旨は次の通り。 医者の確保は、自分で病院を経営して…

麻生首相、「医者には社会常識が最も欠落している」と発言

麻生太郎首相の失言と弁明が報道された。NHKニュース、首相 社会常識欠落の医師多いより。 11月19日 18時52分 麻生総理大臣は、総理大臣官邸で開かれた全国知事会との会合に出席し、地方が抱える医師不足の問題について、みずからの考え方を示した際、医師の…

英国におけるP4P

昨日に引き続き、P4Pの話題を取り上げる。本日とりあげる英国におけるP4Pは、同国の医療制度改革と深い関係がある。【関連エントリー】 「医療費抑制の時代」を超えて ーイギリスの医療・福祉改革(2008年1月29日) 下記書籍、「第2章 欧米にみるP4Pの現状 …

良いP4P、悪いP4P

本ブログは、「回復期リハビリテーション病棟への成果主義導入」に反対する目的で立ち上げた。この間の主張に関しては、関連エントリーをご参照していただきたい。【関連エントリー】 回復期リハビリテーション病棟と成果主義(まとめ)(2007年12月17日) …

ワタミ、介護保険外事業拡大で増収増益

Yahooニュース、ワタミ、サントリーと資本関係強化 弁当宅配事業を軌道により。 ワタミ、サントリーと資本関係強化 弁当宅配事業を軌道に 11月12日8時4分配信 フジサンケイ ビジネスアイ 居酒屋大手のワタミは11日、サントリーとの資本関係を強化する、と…

深まる秋

仙台の秋が深まり、市街地の紅葉が見頃になっている。定禅寺通のけやき並木から色づいた落ち葉が舞い降りている。 西公園の銀杏が見事に色づき、そのほとりを広瀬川が静かに流れている。 木々が全ての衣を脱ぎ捨てた後、光のページェントのために豆電球の衣…

高齢者向け食品・食材市場は今後急拡大が見込まれる

日経プレスリリース(2008年10月21日)、富士経済、高齢者向け食品・食材や介護食品の市場調査結果を発表より。 富士経済、高齢者向け食品・食材や介護食品の市場調査結果を発表 高齢者向け食品・食材、宅配・配食サービス市場の調査を実施 2008年の市場…

介護施設の火災で死者ゼロ

河北新報、1階居室ベッドが火元? 仙台・介護施設火災より。 1階居室ベッドが火元? 仙台・介護施設火災 仙台市若林区下飯田の複合型介護施設「六郷の杜」で13日未明、入所者ら33人が負傷した火災で、仙台南署などが同日朝から実施した実況見分の結果…

食事支援ロボットは、介護人材不足解消にはならない

FNNニュース、舛添厚労相、介護人材不足解消に向け開発された食事支援ロボットのデモンストレーションより。 舛添厚労相、介護人材不足解消に向け開発された食事支援ロボットのデモンストレーション 舛添厚生労働相が10日午後、介護の人材不足解消に向けて開…

二階経産相、抗議を受け「医師のモラル」発言を撤回し謝罪

CBニュース(2008年11月14日)、「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相より。 「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相 救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いでいることに関し、二階俊博経済産業相が「医者のモラルの問題」など…

二階経産相の発言に抗議相次ぐ

二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言に関し、抗議が相次いでいる。 全国医師連盟、二階経済産業大臣の発言に対し抗議しましたより。 二階俊博経産相の『医者のモラルの問題』発言への抗議 昨今の重症妊婦受け入れ不能の事案に関し、舛添厚生労働大臣…

また、ストレッチャーからの転落で死亡事故発生

介護施設で、入浴時にストレッチャーから転落し、死亡する事故がまた起こった。 【関連エントリー】 ストレッチャーからの転落で死亡事故発生(2008年10月20日) 河北新報、介護施設で女性死亡 入浴時に転落、頭打つ 仙台より。 介護施設で女性死亡 入浴時に…

脳卒中地域連携パス、ローカルニュースで紹介される

民放のローカルニュースで、脳卒中の地域連携パスが紹介されました。約5分ほどのニュースでしたが、要点がまとまっており、分かりやすい内容でした。私自身も取材され、地域連携パスの意義やリハビリテーション医療の現状について、記者にご説明をしました。…

転倒・骨折事故と脳梗塞との因果関係は果たしてあるのか?

リハビリテーション関係者からみて、了解不能な見出しがつけられている。 毎日新聞、医療訴訟:患者とさぬき市和解 病院でリハビリ中脳こうそく /香川より。 医療訴訟:患者とさぬき市和解 病院でリハビリ中脳こうそく /香川 02年、さぬき市寒川町石田東…

回復期リハ病棟への成果主義導入に関する2つの対談

医学書院/週刊医学界新聞 第2805号 2008年11月10日、(『総合リハビリテーション』第36巻11号より) 2008年の医療制度改革を語るに、二木立氏、石川誠氏、近藤克則氏の鼎談が載っている。「医療の質に基づく支払い」(pay for performance;以下,P4P)…

m3「医療維新」、澤田石順先生との対談が掲載される

澤田石順先生との対談記事が、m3「医療維新」に載りました。 国を提訴・リハビリ改定に異議あり◆Vol.1 国を訴えた「リハビリ裁判」は2つとも却下 予想された結果、医療者・社会への問題提起に発展 3回に分けて掲載される予定です。