授業メモ
日本リハビリテーション医学会学術集会から帰る際、福岡空港で車椅子搭乗用リフトの使用場面に遭遇した。 小型機専用車椅子リフト バリアフリー:公共交通関係のガイドライン - 国土交通省内に公共交通機関の旅客施設・車両等・役務の提供に関する移動等円滑…
日本集中治療医学会HP内に、リハビリテーション科に関わる診療ガイドラインがいくつかあったため、提示する。 # 早期リハビリテーション ・ 集中治療における早期リハビリテーション ~根拠に基づくエキスパートコンセンサス~(2017/3/16)、ダイジェスト…
Mindsガイドラインライブラリ内にあるガイドライン中、これまで取り上げなかったものを順に提示する。 ・ 嚥下障害診療ガイドライン 2018年版 | Mindsガイドラインライブラリ 嚥下障害診療ガイドライン 2018年版 発売日: 2018/09/18 メディア: 単行本 ・ リ…
Mindsガイドラインライブラリにある内部疾患のガイドラインのうち、題名にリハビリテーションが含まれているのは、腎臓リハビリテーションガイドライン | Mindsガイドラインライブラリである。 腎臓リハビリテーションガイドライン 発売日: 2018/06/01 メデ…
ガイドライン | 一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR)を見ると、リウマチ性疾患に関し、どのようなガイドラインがあるかがわかる。ただし、最も重要な関節リウマチに関しては、Mindsガイドラインライブラリの関節リウマチ診療ガイドライン 2014 | Mindsガイ…
Mindsガイドラインライブラリに、日本リハビリテーション医学会が作成した脳性麻痺リハビリテーションガイドライン 第2版 | Mindsガイドラインライブラリがあり、内容も公開されている。 脳性麻痺リハビリテーションガイドライン(第2版) 発売日: 2014/01/23 …
Mindsガイドラインライブラリで調べてみても、切断に関するガイドラインは掲載されていない。日本義肢装具学会誌の「特集 義肢装具に関連するガイドラインとその現状」をみても、切断・義肢に関するガイドラインは提示されていない。 義肢装具等適合判定医師…
神経筋疾患に関わるガイドラインに関しては、Mindsガイドラインライブラリよりは、ガイドライン|日本神経学会の方が明らかに充実している。なお、サイトマップ|日本神経学会にも、パーキンソン病治療ガイドライン2011などの古いガイドラインが掲載されてお…
Mindsガイドラインライブラリで外傷性脊髄損傷に関するガイドラインを探したが、該当するものはなかった。 日本脊髄損傷医学会の推薦図書https://www.jascol.jp/book/index.htmlを見ると、最も新しいものは、2010年に発行されたものとなっている。 脊髄損傷…
脊椎に関しては、腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版) | Mindsガイドラインライブラリ、腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン (改訂第2版) | Mindsガイドラインライブラリや腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン 2011 | Mindsガイドラインライブラリがある。…
次に、Mindsガイドラインライブラリで運動器疾患・外傷に関わるガイドラインを探した。日本整形外科学会の医学生・医師向け出版物|公益社団法人 日本整形外科学会も参考にした。 まず、リハビリテーション医療において重要な疾患のひとつである大腿骨頚部/…
まず、Mindsガイドラインライブラリで脳血管障害・頭部外傷などに関するガイドラインを探した。 脳卒中に関しては、脳卒中治療ガイドライン 2015 [追補2019対応] | Mindsガイドラインライブラリがある。しかし、残念ながら、「本ガイドラインは掲載準備中で…
新年明けましておめでとうございます。 元旦ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、どこにも行かずスティホームしています。時間ができたので、この間宿題となっていたリハビリテーション科専攻医向けの診療ガイドラインのまとめを行っています。…
出生や死亡など重要な統計情報を調べる際には、人口動態調査 結果の概要|厚生労働省を必ず確認するようにしている。平成30年我が国の人口動態(平成28年までの動向)[1,522KB] には、人口動態の主な内容がグラフ化されており、資料を作る時に役立つ。 1899…
昨年3月に、次のような記事が報道された。 本記事の元データは、第17回社会保障審議会介護給付分科会介護報酬改定検証・研究委員会(平成31年3月14日)資料の資料1-6 (6)介護老人福祉施設における安全・衛生管理体制等の在り方についての調査研究事業…
ついに老衰が死因の第3位になった。 人口動態調査 結果の概要|厚生労働省の人口動態統計月報年計(概数)の概況、平成30年の結果の概要 [532KB]に、主な死因別にみた死亡率(人口10万対)の年次推移のグラフがある。 詳細な数字は、人口動態統計(確定数…
バリアフリーに関する法律等の歴史をまとめる。 2016年年9月9日に行われた建築:高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計のあり方に関する検討委員会 - 国土交通省の第1回配布資料内にある参考資料2「建築設計標準の改訂経緯の整理」に、これま…
「現代リハビリテーション医学(千野直一編)を読むと、放射線医学とリハビリテーション医学は、その黎明期には兄弟のような間柄だったことがわかる。現代リハビリテーション医学 改訂第3版作者: 千野直一出版社/メーカー: 金原出版発売日: 2009/02/10メディ…
リハビリテーション医学の歴史を調べていて、興味深い論文に出会った。1996年第33回日本リハビリテーション医学会の招待講演、Kottke J.: Physical Medicine and Rehabilitation:Past, Present, and Futureである。第二次世界大戦前後の状況に関して、次のよ…
日本リハビリテーション医学会は創立50周年を迎え、先日、http://www.congre.co.jp/jarm2013/が行われた。その際、特別企画として、「記念すべき年1963年−日本リハ医学会創立をめぐって」という題で、上田敏先生の講演があった。講演の内容は、上田先生の最…
ADL聴取の意義について、本日、病棟で話した内容。 予後予測をするうえで、原因疾患に起因する機能障害だけに目を奪われず、併存疾患・障害の確認をすることが大切である。そのためには、病前の生活機能に関する問診がかかせない。意識的に、発症前のADL・IA…
当院では、ADL評価としてFIMを使用している。同時に、10m歩行速度、TUG、6分間歩行距離などを臨床指標として重視し、必ず測定するようにしている。 FIMには天井効果がある。満点近くなると、変化が分からなくなる。病棟内歩行、階段昇降、入浴が自立していて…
リハビリテーション医学は、ニーズ指向型の医学である。その特性から、多職種間の相互乗り入れで包括的治療を行うTransdisciplinary Team Model(相互乗り入れチームモデル)が有効であると言われている。 チームアプローチの形態としては、次の3つがある。…
日本航空(JAL)が会社更生法のもとに再建を目指すこととなった。【関連エントリー】 リハビリテーションの言葉の由来(2009年5月23日) The ETIC has proposed to JAL creditors that the carrier's restructuring include it filing for bankruptcy protec…
脊髄損傷の疫学に関するホームページを探していたところ、次の3つが見つかった。 1)社団法人全国脊髄損傷者連合会:http://www.zensekiren.jp/activ/spic-top_f.html 2)日本せきずい(脊髄)基金内:日本パラプレジア医学会雑誌6(1)1993 日本における…
リハビリテーション医学総論の学習に役立つサイトを見つけた。JICA Knowledge Site - 分野課題 - 社会保障 - 課題別指針である。以下の内容が分かりやすく説明されている。 障害者観の変遷 リハビリテーション概念の変遷 障害分類の変遷 JICAナレッジサイト…
リハビリテーション医学の講義を行った。リハビリテーションの言葉の由来について説明する際、以下の記事を利用した。 When explaining the decision to suspend the sentence, Judge Sugita noted that the prospect of rehabilitation was good for the fa…
リハビリテーションの目標設定について、http://sankei.jp.msn.com/life/body/081224/bdy0812240316002-n1.htmを題材に説明をする。 【断 久坂部羊】箸で刺身を食べるのはぜいたくか 介護・福祉系の大学で、リハビリテーションの講義をしていて、最近のリハ…
リハビリテーション医学の講義資料作成のために、粗大運動能力分類システム gross motor function classification system (GMFCS)、粗大運動能力尺度 gross motor function measure (GMFM)について調べていたところ、近藤和泉先生の講義資料とインタビュー記…
廃用症候群には、大きく分けて3つの種類がある。 脳血管疾患や整形外科疾患など運動器障害に伴うもの 閉じこもり型 診療報酬に規定される「治療後の廃用症候群」 脳血管疾患や整形外科疾患など運動器障害では、廃用症候群を生じやすく、早期リハビリテーシ…