新型インフルエンザ行動計画見直しへ

 新型インフルエンザ対策が変更される可能性が出てきた。

 新型インフルエンザの感染者が100人を突破したのを受け、舛添要一厚生労働相は18日、同省内で記者会見し、「対策の切り替えを検討し、週内に決めたい」と述べ、政府の行動計画で「国内発生初期」段階としている対策を見直す方針を明らかにした。
 政府の専門家諮問委員会が同日、「感染力、病原性などからみて、季節性インフルエンザと変わらない」と報告。舛添厚労相は、致死率の高い鳥インフルエンザを前提とした対策は見直しが必要とし、「軽めの症状に合わせた形の対応に変えたい」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000128-jij-soci


 厚生労働省のホームページを見ても、大臣記者会見の詳しい内容はまだ掲載されていない。いずれにせよ、兵庫・大阪中心に患者が急増する中、現実的な対策への変更が検討されようとしている。