時差ぼけと医師労働の類似点

 時差ぼけも病気だった。FORTH|ページが見つかりませんより。

■ 環境の変化による病気について ■
 飛行機により短時間で長距離を移動することで、気温、湿度や時間などの環境が大きく変化します。 体が環境の変化に追いつかず体調を壊しがちになります。


時差ぼけ:1時間の時差に体がなれるのに1日かかると言われている。時差に体がなれるまでは、あまりハードスケジュールにせず体がなれるのを待つ。


 トルコ(サマータイム)と日本の時差は6時間。となると、7泊8日間の旅行だと、現地に行って身体が慣れた頃帰国する訳で、往復で14日間くらいは体調不良になって当たり前である。昨日から、夜の会議も含め毎日12時間働く生活に逆戻りした。流石に身体がきつい。
 考えてみると、3交代勤務の看護師は、月に7、8日は意識的に時差ぼけを作っていることになる。救急病院の医師はさらに過酷で、当たり前のように36時間連続勤務をする。非生理的な勤務環境に過労が加わり、医療従事者の健康が損なわれる。
 パイロットは、乗客の安全を守るため、乗務に関わる勤務基準が決められている。一方、医師にはそのような制限はない。医師不足の現実をみる限り、医師の交代勤務など非現実的である。医療の安全性を守るためにも、医師養成数を抜本的に増やして欲しいと願う。