リハビリテーションの思想
「リハビリ一般という点から最近の日本語の著書で良書があればお教えください。」という質問を受けた。どの本が良いかを悩んだが、私がリハビリテーション医を志すきっかけとなった本が良いだろうと思い、下記書籍をご紹介した。
- 作者: 上田敏
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2004/04/01
- メディア: 単行本
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私は、1987年に出された第1版を読んだ。本書は第2版であり、2004年に出版されている。リハビリテーション医学をめぐる新しい動きとして、ICF(国際生活機能分類)についても言及されている。具体的な事例が平易な言葉で記載されており、初心者にとっても分かりやすい。リハビリテーション医学の考え方を知るための入門書と言って良い。リハビリテーションに関係するあらゆる職種の方にお勧めしたい本である。