介護用ロボットスーツ「HAL」の臨床適用始まる

 介護用ロボットスーツ「HAL」の臨床適用始まった。

介護用ロボットスーツ「HAL」導入 全国第1号


 下関市の昭和病院は、体の不自由な人やお年寄り用として、装着すると手足が動きやすくなるロボットスーツ「HAL」を導入、12日、報道関係者に公開した。


 筋肉を動かそうとする脳からの電気信号を読み取り、体の動きに合わせて動く。筑波大大学院システム情報工学研究科の山海嘉之教授が、自立支援用に世界で初めて実用化。下半身タイプは月額22万円のリースで、民間の医療、福祉機関への導入は同病院が全国第1号という。


 この日は、筋力が低下して足が動きにくくなる病気で、以前、同病院に入院していた同市三河町の会社員小島祥司さん(51)が試着。立ったり座ったり、階段の上り下りをしたりし、「スーツが足を持ち上げてくれるので、階段を上るのは楽です」と感想を述べた。


 同病院では当面、患者に歩いたり、立ったりする感覚を思い出してもらい、リハビリ意欲を高めてもらうきっかけに活用する。リハビリテーション課の好川哲平・理学療法士は「スーツが今後さらに改良されるよう研究を深め、その結果を開発者にも報告したい」と話している。


(2009年2月13日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20090213-OYS1T00288.htm


 リハビリテーション分野にロボット工学がどのように応用されるのか、興味深い。
 http://www.cyberdyne.jp/robotsuithal/index.htmlをみると、なかなか格好良い。総代理店は大和ハウスであり、リース代金その他はプレスリリース配信サービス | 共同通信PRワイヤーに詳しく記載されている。