ご当地映画「ゴールデン・スランバー」

 解説!お葬式のギモンを観た。仙台在住の人気作家伊坂幸太郎原作、2008年本屋大賞受賞作の待望の映画化である。
 本作品は「仙台シネマ」認定にされ、仙台市の全面協力のもと、オール仙台ロケで行われた。定禅寺通、勾当台公園広瀬川などの観光スポットの他に、藤崎デパート、一番町フォーラス前(待ち合わせ場所で有名)、仙台駅前ペデストリアンデッキヨドバシカメラ八木山動物公園などふだん行き慣れている場所が映像となっている。オートバックスでバッテリーを買う場面があったが、行きつけの店舗だった。まさにご当地映画である。日本中で仙台市民が最も楽しめる。
 これまでも、「アヒルと鴨のコインロッカー」や「重力ピエロ」の映画化で仙台やその近郊がロケ地となっている。伊坂作品はかかさずみているが、どこで撮ったかを確認するのもマニアックな楽しみとなっている。
 ちなみに、今回、私の家族もエキストラで参加している。首相パレードの場面にもしかしたら映っているのではないかと思って目を凝らしてみたが、分からなかった。DVDが発売されたら、じっくりとチェックしてみることにする。