腰痛症ガイドラインに関する記事

 腰痛症ガイドラインに関する記事が昨日あった。

 日本整形外科学会と日本腰痛学会は30日までに、腰痛の発症や慢性化には心理的なストレスが関与しており、画像検査などでも原因が特定できない腰痛が大半を占めるとの診療ガイドライン(指針)をまとめた。


(中略)


 非特異的腰痛は、職場での人間関係や仕事量の多さ、仕事上の不満、うつ状態など心理社会的要因が関与している強い証拠があると指摘。ストレスを軽減するためにものの考え方を変える認知行動療法などの精神医学療法が有効だとした。


 また、安静は必ずしも有効ではなく、非特異的腰痛ならできるだけ普段の動きを維持した方が早い改善につながるという。発症から3カ月以上たった慢性腰痛には運動療法は効果があるとした。

腰痛にストレス関与 安静、有効と限らず :日本経済新聞


 実は、12月24日より腰痛症を再発し、しばらく動けなかった。一昨日よりようやく自宅周辺の散歩はできるようになったが、長時間仕事をする自信はまだない。ストレスが非特異的腰痛の原因というのは実感としてある。安静と運動との兼ね合いは難しい。痛みの極期には、どうあがいても動けなかった。昨年は、無理して仕事をしてこじらせた。幸い、年末年始の休みと重なったこともあり、のんびりと過ごしている。お正月休みの間に回復することを祈っている。


 自分の身体のためにも、最新のガイドラインをもう一度学び直したいと思っている。調べてみたが、この記事に該当する診療ガイドライン(指針)は、まだ両学会のHPには載っていなかった。

腰痛診療ガイドライン 2012

腰痛診療ガイドライン 2012


 上記ガイドラインがあることはわかったが、発売日が2012年11月となっており、記事とは異なっている。また、日本整形外科学会単独で発行されたものであり、腰痛症学会は入っていない。内容的には大きな違いはないと予想するが、もう少し様子をみたうえで購入するかどうかを決めたい。