三内丸山遺跡

 青森に講演に呼ばれたので、行ってきました。時間を作り、三内丸山遺跡をみてきました。

 巨大なクリ柱跡があり、いったい何に利用されていたのか論議を呼んでいる遺跡です。大型の建造物が復元されています。縄文人がこのような建造物を作れるはずがないと否定的な学者もいるようです。しかし、資料館に展示されていた石器の精巧さをみると、三内丸山遺跡の住人が当時の最先端の技術を駆使していたことがわかります。新石器時代の日本で、この地域が文化の中心地であったのではないかと私は考えています。