ベガルタ仙台、J1昇格

 拍子抜けするくらい、あっさり決まってしまった。地元紙は、1面トップ、スポーツ面3面、地域面2面、社会面2面、さらには社説まで使って大々的に取り扱っている*1*2


 万年昇格候補と言われ、いつの間にかJ2で6年間も過ごしてしまった。昨年は入れ替え戦で磐田に惜敗を喫した。ライバルの山形にも先を越された。楽天の活躍のおかげで、やや影が薄くなってきた感じもあった。待たされた分、市民の喜びは爆発した。


 熾烈な4強の争いから抜け出し、残り3試合の段階でJ1昇格を決めるなど、これまでのベガルタ仙台らしからぬ強さを見せている。天皇杯ではJ1の大宮も延長の末、倒した。伸びしろのある若手も多い。実力的にはJ1で十分戦えるようになっている。


 次のC大阪戦は、J2優勝をかけた戦いとなる。J2で最も熱いサポーターでユアスタが埋まることになるだろう。