仙台平野は津波の常襲地帯

 仙台平野は津波の常襲地帯だったと主張する郷土史家の本が出版された。

 東日本大震災前から巨大津波の襲来を警告していた仙台市郷土史家飯沼勇義さん(80)が、新著「3・11 その日を忘れない。 歴史上の大津波、未来への道しるべ」を出版した。


(中略)


 飯沼さんによると、仙台平野には約200年周期で大津波が起き、過去2000年間で11回に上ったという。文献や伝承などを基に、約1900年前には「貞観津波(869年)をも超える史上最大の巨大津波が起きた」と指摘。この津波で仙台平野全域が海中に沈んだとみている。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110616t15034.htm


3・11その日を忘れない。―歴史上の大津波、未来への道しるべ

3・11その日を忘れない。―歴史上の大津波、未来への道しるべ


 河北新報の記事が評判を読んだのか、既に配達日未定となっている。初版はわずか2000部のみであり、増刷されることを待つことになる。