平成20年度診療報酬改定に関する意見

 中医協に対し、「平成20年度診療報酬改定に関する意見」を2件送付いたしました。


 回復期リハビリテーション病棟への成果主義導入は必須と判断しています。しかし、このまま専門職として座視する訳にはいきません。「施行的に」導入とわざわざ記載されています。実際に運用しながら矛盾点を追及していき、短期で撤回させる道を探るしかないと覚悟を決めています。


 障害者施設等病棟は、何にでも利用できるワイルドカードのような病棟です。「本来の趣旨に反している」と厚労省に言われても返す言葉がありません。若年の脳卒中患者だけでも救いたいと考え、文章を練りました。


 中医協の診療報酬改定骨子には、様々な問題点があります。療養病棟入院基本料の引下げも予定されています。厚労省は、なんとか生き延びようとしている病院にとどめを刺しにかかっています。
 締切が1月25日までと時間はあまりありませんが、現場の意見が中医協まで届き、少しでも良い方向に向かうことを祈っております。