仙台の新名物、黒ずんだ餅
ずんだ餅の色は緑だとばかり思っていた。
仙台の「黒ずんだもち」話題に‐地元和菓子店が考案、仙台名物目指す
(2009年04月09日)
仙台市若林区の和菓子店「餅処 おもちのきもち」(仙台市若林区上飯田4、TEL 022-289-3126)の看板商品「黒ずんだもち」が話題になっている。
商品を考案したのは店主の横山豊枝さん。横山さんが関東に住んでいた際、土産としてよく利用していたずんだもちが「関東では苦手な人が多いと知って驚いた」ことがきっかけとなった。「地元で昔から愛されている仙台名物を、全国の人にもっと食べてもらうことはできないか。色やずんだ独特の青臭さを抑えて、みんなが食べやすい新しいずんだもちを作りたい」(同)との思いから一念発起。勤めていた会社を辞め、菓子の専門学校に通いながら同店をオープンした。
「ネーミングを先に思いつき、そこから何を入れて黒くするかを考えた」(同)という「黒ずんだもち」。餡には宮城産の黒大豆と青畑豆、食用竹炭を混ぜ合わせ、もちには宮城産のもち米「ミヤコガネ」と福島産の黒米(古代雑穀玄米)をブレンドして使用。試行錯誤を繰り返し昨年9月、発売にこぎ着けた。
通常のずんだもちよりも「甘さ控えめ」で、「弾力のある」食感が楽しめる同商品。価格は、2個入り=286円、5個入り=714円、保冷箱タイプ5個入り=790円など。通常のずんだもちとのセットも販売する。
販売開始から約半年が経過して若い世代を中心に話題を集め、インターネットでの販売では関西や関東からのリピーターも多いという。横山さんは「全国の皆さんにもこういうずんだもちがあるということを知っていただき、新しい仙台名物として定着させていければ」と意欲をみせる。
営業時間は8時30分-18時。水曜定休。
仙台の「黒ずんだもち」話題に-地元和菓子店が考案、仙台名物目指す - 仙台経済新聞
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