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2008年から、新体制になりました。後期高齢（長寿？）医療制度も発足し、現場は混乱しておりますが、医療保険制度の大改革ですので、皆さん注目していてください。
太田医師会も県医師会の意思に追随するものです。
＜以下県医師会の考え方＞
『後期高齢者医療制度』に対する茨城県医師会の取組み
今日の我が国を作り上げた高齢者の生活は、社会が支えなければなりません。
この度の後期高齢者医療制度は、医療費抑制だけの目的で我が国伝統の親子関係まで分裂させて、わずかな年金から新たな保険料を徴収し、さらに年齢により人間の価値を差別する制限医療を目的とすることが明白であります。このような政策は、文化国家政府の許される行為ではありません。
茨城県医師会は、「後期高齢者医療制度」の撤回を求め、次のように運動を展開することといたしました。
後期高齢者医療制度は、高齢者に大きな負担をもたらし、医療を制限する萎縮医療そのものであり断固反対する。
（事業内容）
１．後期高齢者医療制度に反対であり、撤回を求めて運動する。
１）ポスターの作成
２）署名活動
２．後期高齢者診療料算定について
１）後期高齢者診療料「１患者につき１医療機関」算定は実態に合わないもので あり、断固反対する。
２）後期高齢者診療料の届出を行わず、出来高払いで算定する。
３）後期高齢者診療料の届出条件である研修会(新規企画)の開催について、茨城県医師会では行わない。
平成２０年３月２２日
茨城県医師会長 原中勝征
こういった茨城県医師会の動きに追随するように、他見でも動きが出ました。
＜現況＞
埼玉県医師会でも茨城県医師会と同様の活動をするとの連絡がありました。
他にも算定しない組織は広がっているようです。
この他、個人的に算定しない施設もあるようです。
青森市医師会、弘前市医師会、神戸市医師会、高崎市医師会、岩国市医師会
鶴岡地区医師会、鳥取県西部医師会、南高医師会、八戸市医師会
尼崎市医師会、伊丹市医師会、宝塚市医師会
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青森県保険医協会、神奈川保険医協会
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（津地区医師会）など
『後期高齢者医療制度』に対する茨城県医師会の取組みポスターは、茨城県医師会のホームページよりダウンロードできる。
先進的に取り組んでいる茨城県医師会に敬意を表する。本ブログで紹介した医師会以外にも後期高齢者医療制度反対運動に取り組んでいる医師会が多いことにあらためて驚かされる。
