宿題ほぼ完了

 第47回日本リハビリテーション医学会学術集会の演題登録を終えた。今回は、鹿児島市で5月20日から22日に開かれる。例年に比べ開催時期が早く、それに伴って抄録締切も年明け早々の1月7日正午となっていた。へたすると今年はお正月がないかもしれないと焦っていたが、何とか間に合った。


 鹿児島に行くのは第36回学会以来なので11年ぶりとなる。前回は学会主催で行われたクルージングが実に楽しかった。桜島の勇壮な姿と青い海の向こうに沈む夕陽の美しさに心奪われた。


 鹿児島は、島津氏が支配していた時代から西南戦争の時まで数百年もの間独立国の様相を呈していた。東北地方の人間からすると、言葉も風習も外国としか思えない。同じ法人にいる鹿児島出身の医師に、パスポートが必要ですかと軽口を叩いたら、ビザも申請してくださいと言われてしまった。


 サマリーや、入院証明書、介護保険主治医意見書、病院だより原稿、リハビリテーション学校のテスト作成と採点など、この間宿題が津波のように押し寄せてきたが、ほぼ完了させることができた。抄録作成という最後の大物を片付け、開放感にひたっているところである。しかも、診療報酬改定の時期ではあるが、重要な情報はさっぱり入ってこない。今年は年末年始はのんびり過ごすことができそうである。