DVD「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見た。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: DVD
- 購入: 9人 クリック: 168回
- この商品を含むブログ (150件) を見る
医療ドラマはほとんど見ない。少しは仕事から離れていたいという潜在意識がある。忙しいこともある。本筋に関わらない部分で嘘くささが鼻につくと楽しめない。その意味であまり期待しないで本作品を観た。
なかなか楽しめる内容だった。何よりキャラクターが魅力的である。堺雅人が演じる救命医療医は、医療行為自体のリアリティーもあり、存在感がある。「命を救う」という第一義的なものを優先させる傍若無人ぶりをみると、仕事でつきあったことがある救急医のことを思い出す。最終盤には、大事故後に大量に発生した傷病者に対するトリアージ場面が出てくるが、臨場感あふれる映像となっている。
細かい部分で気になるところもある。倫理委員会と賞罰委員会と取り違えている。本筋とは関係ないが、理学療法士がフランケンシュタインみたいな造形で描かれていることも釈然としない。
それにしても、竹内結子は美しい。こんなほのぼの系の心療内科医がいれば、病院に行くのも楽しくなるような気がする。