2011年年間アクセスランキング

 今年も残すところあとわずかとなった。甚大な被害をもたらした東日本大震災からの復興は、まだ緒についたばかりである。原発事故も収束にはほど遠い状態である。個人的にも、腰痛が悪化して、人生初めての入院を経験した。様々な複雑な思いがあるが、アクセスカウンターの数値を用いた年間アクセスランキングのまとめで、ブログ納めとしたい。なお、年間アクセス総数は、約68万であり、前年の3割増となっている。


第1位 促通反復療法(川平法)とHANDS療法(2011年9月4日)

 NHKスペシャルの放映後に記載したエントリーである。アクセス総数15,000を超え、ぶっちぎりの第1位となっている。脳卒中後遺症の機能障害回復に関する世間の関心が如何に高いかを実感させられた。関連エントリーである、ほめる効果(2011年9月18日)お昼寝療法(2011年9月19日)の方もご参照にしていただければと思う。


第2位 クモ膜下出血の木村拓也コーチ、前日から激しい頭痛を訴えていた(2010年4月3日)

 昨年のエントリーである。なぜ、アクセス数が増えたかを調べてみたところ、ニコニコ動画の人気歌い手がくも膜下出血で急逝 直前に「寝違えて頭痛い。脳血管でも切れたかと思った」とツイート | ニュース2ちゃんねるで取り上げられたからということが分かった。2チャンネルの影響力恐るべしと感じた。


第3位 通所リハ、リハマネジメント加算の要件(2009年3月1日)

第4位 嚥下障害者への食事介助は最も危険な医療行為(2008年11月1日)

第5位 インシデントとアクシデントの使い分けは日本独自のもの(2010年6月7日)

 第3位のエントリーは、昨年も同じ順位となっている。なかなか根強い人気を誇っている。今後、介護報酬・診療報酬同時改定の詳細が明らかになる中で、さらにアクセス数が増えるかもしれない。
 第4位は、はてなブックマークが87ついた人気エントリーである。3年近く前に記載したものが、未だに読まれていることに驚きを感じる。
 第5位は、リスク管理に関するものである。インシデントとアクシデントの使い分けの誤用がなぜ生まれたかを追求したものであり、多くの方に読んで欲しいと思っているエントリーである。
 第2〜5位は全て過去エントリーである。いささか寂しい限りであるが、逆に考えると、以前記載したものが生命力を持っている証拠かと考えている。


 その他、今年記載したエントリーでアクセス数が多かったものを、以下に記載する。

第6位 マグミットをウブレチドと間違え誤調剤した要因(2011年8月28日)
第11位 プラザキサの使い方は意外に面倒(2011年8月12日)
第15位 平成24年度介護報酬改定に関する審議報告(案)(2011年11月29日)


 1年間、ご愛読ありがとうございました。2012年が良い年になることを心から願っています。来年もよろしくお願いいたします。