高速道路無料化は、はた迷惑

 高速道路無料化は、はた迷惑である。

 岩手、宮城、福島3県の高速道で、被災者らを対象とした無料化が始まってから事故が増えている。交通量の増加とともに、被災証明書を提示する料金所で渋滞が起きており、県警や東日本高速道路会社が対策に乗り出した。

http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY201107140307.html

 岩手県議会は13日、本会議を再開。2011年度一般会計補正予算案など議案10件、議員発議案7件を可決し、閉会した。議員発議では、東北地方の被災者支援を目的に始まった高速道路無料化について、目的や効果が不明確で公平性を欠くとして国に抜本的な見直しを求める意見書を可決した。

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/07/14/new1107141102.htm?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed


 高速道路出口での渋滞が著しくなっている。被災証明書を提示する車両の列が長く続くため、ETC利用者も混雑に巻き込まれている。物流の停滞をまねき、支援物質も届きにくくなっている。被災証明書を取得するため、自治体の窓口も滞っている。
 目先の人気取りのため行われた政策のため、現場は混乱している。さっさと中止して欲しい。被災3県の全ての利用者を上限1000円にする方がずっと効果的である。