理学療法士・作業療法士、言語聴覚士国家試験の合格者が発表された。http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken08/about.html、http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken21/about.htmlに合格率が載っている
今年の合格率は以下のとおり。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
理学療法士 | 10,473 | 7,786 | 74.3% |
作業療法士 | 5,824 | 4,138 | 71.1% |
言語聴覚士 | 2,374 | 1,645 | 69.3% |
(2011年4月4日、記載内容変更)
この10年間の合格率は以下のとおり。
理学療法士 | 作業療法士 | 言語聴覚士 | |
---|---|---|---|
2010年 | 92.6% | 82.2% | 64.8% |
2009年 | 90.9% | 81.0% | 57.3% |
2008年 | 86.6% | 73.6% | 69.5% |
2007年 | 93.2% | 85.8% | 54.5% |
2006年 | 97.5% | 91.6% | 62.4% |
2005年 | 94.9% | 88.4% | 55.8% |
2004年 | 97.9% | 95.5% | 68.4% |
2003年 | 98.5% | 91.6% | 42.0% |
2002年 | 95.7% | 90.6% | 53.8% |
2001年 | 96.9% | 94.8% | 49.1% |
PTもOTもこの10年間で最も低い水準となった。一方、STは2番目に高い値となっている。
2008年以降の受験者数を見ると、PTは7,997→9,119→9,835→10,416、OTは5,783→6,675→6,469→5,794、STは1,788→2,347→2,498→2,374となっている。PTが一貫して増加しているのに対し、OTは減少に転じており、STは横這いである。養成校数の急増による先行き不安のため定員割れを起こしているのか、それとも、各学校が合格率を上げるために在校中にふるいをかけているのかはわからない。いずれにせよ、この間の推移をみる限り、今後も合格率が低い水準にとどまると予想する。採用にあたって注意が必要である。
# 2011年4月4日、記載内容変更
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken08-2/about.htmlを受け、理学療法士と作業療法士の受験者数、合格者数、合格率を変更した。
第46回理学療法士・作業療法士国家試験の合格発表については、去る平成23年3月31日に実施したところですが、今般、東北地方太平洋沖地震で被災した学校養成所より卒業証明書等の提出があったため、合格者数等(追加分)を下記のとおり発表します。