レッドクリフPart I
レッドクリフを観てきました。三国志のハイライト「赤壁の戦い」が映像化となれば、中国史好きにとっては見逃す訳にはいきません。
ハリウッドの奇才、ジョン・ウー監督の思い入れがたっぷりと伝わる大作です。なにしろ、撮影のためにセットとして城を作ってしまうほどですから。
キャスト/レッドクリフも凝っています。周瑜や諸葛亮孔明など主役級の俳優たちは当然のこととして、本編では脇役となる劉備・関羽・張飛・超雲、曹操・孫権らの容貌・性格・立ち居振る舞い、全て三国志の世界観を体現したものとなっています。孫権の妹で、後に劉備の妻となる孫尚香のお転婆ぶりも期待どおりです。特筆すべきは、周瑜の妻小喬を演じるリン・チーリンです。小喬は姉の大喬と並んで江東の二喬と呼ばれ、絶世の美女として知られています。どうやら後編ではストーリー展開の鍵を握る役となっているようです。
パートIIは、来年4月公開とのこと。今から楽しみです。