介護ベッド関連の事故、1年ちょっとで10人が死亡

 ベッド柵に関する事故報道があった。共同通信介護ベッド手すりで死亡 経産省が注意呼び掛けより。

介護ベッド手すりで死亡 経産省が注意呼び掛け


 経済産業省は18日、鹿児島県内の病院で昨年12月、入院中の患者が介護ベッドの手すりとマットレスの間に首を挟まれ死亡する事故があったと発表した。昨年5月以降、介護ベッド関連の事故は17件あり、10人が死亡しているといい、経産省はあらためて注意を呼び掛けている。


 経産省によると、鹿児島の事故では患者が手すり下部の柵とマットレスの間に首を挟まれ、発見されたときには死亡していた。手すりはパラマウントベッドの「ベッドサイドレールKA−16」。1988年まで製造された旧型で、現在は体が挟まりにくい形に改良されたという。今月になって病院から連絡を受けた同社が、経産省に報告した。


 介護ベッドの手すりやサイドレールによる事故では介護用品メーカーでつくる「日本福祉用具・生活支援用具協会」などが2月に利用者に注意喚起している。


2008/07/18 19:50 【共同通信


 以前、ベッド柵で首挟み死亡、理学療法士を書類送検へでベッド柵に関わる事故をとりあげた。2007年5月以降、介護ベッド関連の事故は17件あり、そのうち10人が死亡している。この種の事故は決して稀ではないことをあらためて感じる。