オシム前監督退院

 オシム前監督が退院した。日本サッカー協会のホームページオシム前日本代表監督が退院 〜オシム前監督からメッセージ〜(08.03.25)より引用する。

オシム前日本代表監督が退院 〜オシム前監督からメッセージ〜(08.03.25)


 オシム前日本代表監督が本日(3月25日)、リハビリのために入院していた東京都内の病院を退院しました。
 退院につき、オシム前監督からメッセージが届いておりますのでお知らせします。


 オシム前監督は退院後、浦安市内の自宅に戻り、今後は、週1〜2回の頻度で通院してリハビリを続けていきます。
 オシム前監督の入院・治療にあたりましては、病院関係者の皆様、そして国内外のファン・サポーターの方から多くの激励をいただきました。日本サッカー協会といたしましても、この場を借りて御礼申し上げます。


オシム前監督からのメッセージ】
〜退院にあたって〜
「このほど入院治療から“解放”されるにあたり、これまでご支援、激励を寄せて下さった日本全国および世界各地のサポーター、日本サッカー協会をはじめとするすべての皆様にあらためてお礼申し上げます。
 とりわけわたくしの生命を救って下さった順天堂浦安病院、帰宅できるまでに回復を助けて下さった初台リハビリテーション病院の医師、看護士、スタッフの方々にはわたくし個人と家族一同より心から感謝いたします。プロとして適切な処置・治療をして下さり、わたくしのような重症の場合でも、助言に耳を傾け、規則正しく規律ある努力を続ければ社会復帰できるということを身をもって証明しました(といっても、集中治療やリハビリを受けるような病気になるようにお勧めするわけではありません)。
 私個人はこれからもリハビリトレーニングを続けてまいりますので、今後ともご支援をお願いします。
 FIFAワールドカップ2010年大会の予選、北京オリンピックでの健闘と幸運を祈ります。日本サッカーの進歩は常に私の関心事ですから。応援しています。
 また、みなさまには次のようにお願いします。
 スタジアムに足を運び、選手たちに大いにプレッシャーをかけて下さい。もっと走れ、もっとプレースピードを速くしろと。そして選手たちが良いプレーをした時には大きな拍手を与えて下さるように。」

2008年3月25日 イビチャ・オシム


 この間、オシム前監督とリハビリテーションについての話題を数回とりあげてきた。 検索結果 をご参考にしていいただきたい。
 重症の脳梗塞発症だったことを考えると、2007年11月16日発症から約4ヶ月ちょっとで自宅退院まで可能となったという経過はきわめて順調といえる。心からお祝いしたい。