仙台医療センターが診療制限へ

 国立病院機構 仙台医療センターより。

診療について


震災による一部給水設備の損壊度合いが進行したため、3月25日以降の診療は、重症救急患者と緊急性のある再来患者のみの診療とします。


 本日、仙台医療センター脳神経外科より、上記事情のため急遽100人ほど患者を退院させる必要が出てきたと連絡がきた。当院予約となっていた患者の転院を早めざるをえなくなった。


 さらに、東北公済病院宮城野分院についての情報が東北公済病院(こうさいびょういん)仙台市総合病院で公開された。

また、建物等につきましては深刻な被害はありませんでしたが、宮城野区にある宮城野分院の建物等が大きな被害をうけ、入院患者全員が公済病院に転院となりました。


 宮城野分院も東北厚生年金病院と同じく日本リハビリテーション医学会専門医が勤務しており、地域連携の要となっている病院である。仙台市内の主要回復期リハビリテーション病棟が機能停止する中で、急性期医療機関が患者の受け皿を探さざるをえないという非常事態になっている。一方、自宅や介護施設損傷、ガソリン不足による在宅サービス事業者の機能停止のため、退院が困難になっている。残された回復期リハビリテーション病棟への入院圧力がかつてなく高まっている。