「龍馬伝」終了

 NHK大河ドラマ龍馬伝」が最終回を迎えた。誰が坂本龍馬を殺したかという歴史上の謎に関しては、京都見廻り組という説が採用されていた。
 第4部全体を通じ、如何に坂本龍馬が多方面から恨まれていたかという伏線がはられていた。幕府側だけでなく、武力討伐を目指す薩長、いろは丸事件で多額の賠償金をむしりとられた紀州藩などから目の敵とされていた。しかし、最終回を見る限り、黒幕はおらず、幕臣の憤激による暴走という演出になっている。いささか拍子抜けである。
 考えてみると、初回から最終回まで、ほぼ欠かさず観た大河ドラマは「新撰組」以来である。週末の楽しみがなくなり、寂しい思いがしている。


 「龍馬伝紀行」最終回で、岩崎弥太郎にゆかりの地として、三菱一号館美術館が紹介されていた。たまたま、今年9月に東京観光したついでに訪ねていたので写真をアップしておく。




 丸の内パークビルディングとに囲まれた空間が、一号館広場として整備されている。








 前日に行った渋谷の喧噪とは異なり、のんびりとした落ち着いた雰囲気であり、東北の田舎者でも気後れをせずに済む。ガレットも美味しかった。東京駅からも遠くない。出張時などで時間的に余裕がある時には、また訪ねてみたい。