骨肉腫のサッカー選手、術後経過良好

 J1大宮の塚本泰史選手の状況が報告された。

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 3月10日に行いました手術後の予定では、2ヶ月を1クールとして全体で6クール、計1年間をかけて、抗がん剤治療・リハビリ・検査を行っていくというものでしたが、本人の状態が良好であることから、抗がん剤治療を3クールで終了し、その後経過観察を行っていくこととなりましたので、ご報告させていただきます。

http://www.jsgoal.jp/official/00104000/00104341.html


 塚本選手の骨肉腫は、悪性度の低いタイプで限局しているが、人工関節置換術は必要という診断だった。公表された内容をみると、きわめて順調な術後経過であり、最悪の事態は免れたと判断する。確かに、プロサッカー選手としての復帰はほぼ困難である。しかし、なんらかの形でサッカーに関わることは可能である。
 J1下位に低迷し、降格争いを演じているチームにとっても朗報と言える。