気管支異物発見、がぶ飲みに注意

 この事件はWendy'sのせいではなく、早食いが原因である。

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 ジョン マンリーはニューヨーク州からノースカロライナ州に引っ越して以来2年間も肺の痛みに苦しんできた。複数の病院で検査を受けたが痛みの原因を解明できず、1人の医者に肺を摘出せねばならないとまで言われた。しかしデューク大学病院の医師がマンリーの肺の中に約2cmほどの異物を発見し、摘出手術を行った。
 気管支鏡を使って行われた手術が成功したが、担当医のモーメン ワヒディらスタッフは摘出された異物を見てただ驚くばかりだった。「皆が(異物を)見ていて、文字のようなものが書いてあると気づいた。その文字を一字づつ読み上げていくと A-M-B-U-R-G-E-R それからこのスペルが“ハンバーガー”と気づいたんだ。」と当時の驚きをワヒディは振り返った。
 後にその文字は有名ファストフードWendy’sのものだと判明した。マンリーは肺の痛みが始まる前にWendy’sへ行ったことがあることを思い出し、また「ジュースなんかをゴクリとがぶ飲みするのが好きなんだ。」とも話している。今回の事件を聞いたWendy’sのスポークスマン デニー リンチは29年間働いてきて、このようなことが起こったことはないとただ驚くばかりだった。Wendy’sはマンリーの健康状態を見てから話し合いを進める予定である。
(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)

【米国発!Breaking News】肺から2cmのプラスチック破片。そこに書かれた驚きの文字とは。 | Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト


 がぶ飲み、早食いをした時に、ハンバーガーを包む紙片の一部が気管支内に入り込んでしまったものと推測する。パンによる窒息で死亡する人も少なくない。ハンバーガーに問題があったのではなく、食べ方が悪かったと考えた方が良い。ただし、訴訟社会の米国なので、そう簡単にことは済まないだろう。記事をみると、Wendy'sは多額の補償金を覚悟しているようにも読みとれる。