せんくら2日目、伝田正秀・イリーナ・メジューエワのコンサート

 仙台クラシックフェスティバル2008(せんくら)が行われています。1公演45分の内容で3日間で101ステージが行われ、観客はコンサートのはしごをしながら楽しむという企画です。今年で3回目を迎え、仙台の秋の行事として定着してきています。


 本日は2日目。私は、楽楽楽ホール(らららほーる)で行われたコンサートを2つ聴いてきました。


 最初は、 伝田正秀のヴァイオリン。仙台フィルの若きコンサートマスター、ついこの間、初めてのCDを出したばかりです。

EMOTION

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 CDの冒頭に収録されている「シャコンヌ(ヴィターリ)」、「ツィゴイネルワイゼンサラサーテ)」などが演目でした。難曲をいとも簡単に演奏していました。地方在住でもあり知名度は低いのですが、なかなかの実力者です。アンコールの「チャルダッシュ(モンティ)」も含め、ヴァイオリンファンにはたまらない内容でした。


 続いて、イリーナ・メジューエワのピアノで、「展覧会の絵ムソルグスキー)」を聴きました。彼女の写真は せんくらブログに載っています。かなりの美人です。ロシア出身ですが、この10年くらいは日本を本拠地に活動しています。日本語も流暢です。
 展覧会の絵は、ラヴェル編曲のオーケストラ版の方が知られていますが、原曲のピアノ版も素晴らしいと思っています。彼女の演奏も迫力あふれるものでした。Toyama Just Now、No.207-1:世界の名曲を魚津から全国に発信−−−クラシックCDをプレゼントをみると、彼女の「展覧会の絵」は音楽雑誌『レコード芸術』(音楽之友社発行)の特選盤になっているようです。


 明日は、せんくら最終日。旭ヶ丘にある青年文化センターで行われるコンサートを聴きに行きます。