中曽根元首相、福田首相を能なしと罵倒

 47ニュース、後期高齢者制度は廃止に 中曽根元首相が苦言より。

後期高齢者制度は廃止に 中曽根元首相が苦言


 中曽根康弘元首相は23日のTBSの番組収録で、後期高齢者医療制度に関し「名前が機械的で冷たい。至急元に戻して、新しく(制度を)考え直す必要がある」との考えを示した。


 福田康夫首相の政権運営については「役人の発想に乗っかってそのままやるのは能なしの感がある。斬新さ、指導力の点で国民は福田さんに不満を感じている」と厳しい口調で注文を付けた。


 同時に「ガソリンにかかる税金を上げたり下げたりしたことと、老人を痛めつけたことが痛手になって(内閣支持率が)20%を割った」との見方を示した。


1902/04/09 00:00 【共同通信


 塩川正十郎堀内光雄、そして、中曽根康弘。日本の社会保障をボロボロにした自民党長老たちからもノーを突きつけられている高齢者医療制度。「能なし」とまで罵られるとは。しかし、福田政権はまだまだ続く、支持率低下で解散権を行使できないことが幸いし、政権延命につながっている。