脳卒中データバンク2005


脳卒中データバンク〈2005〉

脳卒中データバンク〈2005〉


 脳卒中急性期データベース構築研究主任研究者の小林祥泰氏の編集による、「脳卒中データバンク2005」を紹介する。
 小林祥泰氏らは、1999年から脳卒中急性期患者データベース構築研究に取り組んできた。その研究成果は、「脳卒中データバンク」(2003年刊行)に結実された。本書は、2000年から2003年度までの登録例の中から、発症から7日以内で診断名や予後などの記載の完全なものを選択し、前回の約2倍となる16,000名あまりの解析を行ったものである。


 リハビリテーションの最大の対象である脳卒中に関する貴重なデータバンクである。本書に紹介された論文のうち興味あるデータをいくつか取りあげる。